チューブレス化のやり方|必要な道具と手順を解説【2026年版】

チューブレス化 やり方を探している人向けに、必要な道具・作業手順・失敗しやすいポイントを解説します。Panaracer GravelKing 700x30Cなどチューブレスレディ対応タイヤの選び方も紹介する記事です。

PR本記事はアフィリエイトプログラム(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト)を利用しています。

「パンクが多くて困っている」「もっと低圧でグリップ良く走りたい」——そんな悩みを解決する方法の一つがチューブレス化です。チューブを抜いてシーラント液を入れるだけ、と聞くと簡単そうに見えますが、実際にはリムとタイヤの対応確認・ビード上げ・エア漏れ対策など、つまずきやすいポイントがいくつもあります。

この記事では、チューブレス化に必要な道具・作業の流れ・失敗しやすいポイントを、実際に使われているチューブレスレディタイヤを例に具体的に解説します。


チューブレス化とは何か、なぜ必要なのか

チューブレス化とは、タイヤの中にチューブを入れず、リムとタイヤの密着+シーラント液で空気を保持する方式に変更することです。従来のクリンチャー(チューブ入り)と比べて、次のようなメリットがあります。

  • 低圧運用がしやすい: リム打ちパンクのリスクが下がるため、グラベルやMTBでは0.5〜1.0Bar程度低い空気圧でも走れる
  • 小さな穴を自動でふさぐ: シーラント液が刺さった異物の穴を塞ぐため、画鋲やガラス片程度のパンクなら走行中に自然にシールされることが多い
  • 乗り心地とグリップの向上: 低圧化により接地面が増え、砂利や荒れた路面でのグリップが安定する

ただし、チューブレス化にはリムとタイヤが両方ともチューブレスレディに対応していることが前提条件です。まずは自分のホイールが対応しているかを確認するところから始めましょう。

定番モデル

チューブレス化に使うタイヤをチェック

オンロード寄り・バランス型それぞれのチューブレスレディタイヤを紹介します。

※価格・在庫状況は変動します。購入前にご確認ください。


作業前に揃えておきたい道具一覧

作業を始める前に、以下の道具を揃えておきます。抜けがあると作業が途中で止まってしまうため、事前チェックが重要です。

道具役割備考
チューブレスレディタイヤチューブレス化の本体リムサイズ・想定路面に合わせて選ぶ
チューブレス用バルブシーラントを注入する空気口リム穴径に合ったものを選ぶ
シーラント液小さな穴を自動で塞ぐ液体用量はタイヤ幅に応じて調整する
リムテープリム内側の穴を密閉するテープすでにチューブレスレディ完成品ホイールの場合は不要な場合もある
高圧対応フロアポンプまたはエアブースタービードを一気に上げるための道具通常のフロアポンプではビードが上がりにくいことがある
携帯マルチツールホイール脱着・バルブコアの脱着補助
TOPEAK(トピーク) Mini 9

TOPEAK(トピーク) Mini 9

4.4

六角レンチ7サイズとトルクス・ドライバーを1本に集約した携帯マルチツール。ネオプレーンケース付きで、ツーリングの必携アイテムとして重宝する。

  • 六角2〜8mmなど合計9つの機能を1本のツールにコンパクトに集約している
  • アルミ合金押出し成形ボディを採用しており軽量かつ壊れにくい仕上がり
  • 付属のネオプレーンケースによりサドルバッグにもすっきり収納しやすい
  • 重量92gと軽量なのでツーリングの常備品として気軽に持ち歩ける

Amazon価格

¥2,078

Amazonで購入する
のようなコンパクトタイプが扱いやすい
情報:

リムがチューブレスレディに対応していない場合、リムテープや専用のチューブレス化キットが別途必要になります。ホイールのメーカー公表スペックで「チューブレスレディ対応」の記載を必ず確認してください。


チューブレス化の作業手順

  1. 古いタイヤ・チューブを外す: タイヤレバーでビードを落とし、チューブを取り除きます
  2. リム内側を清掃する: 古いリムテープの剥がれや汚れがあると密閉性が落ちるため、しっかり拭き取ります
  3. チューブレスバルブを取り付ける: リム穴に合わせてバルブを差し込み、しっかり固定します
  4. チューブレスレディタイヤを装着する: 片側のビードだけリムに入れ、反対側は途中まで入れておきます
  5. シーラント液を注入する: タイヤ幅に応じた規定量を、バルブコアを外した状態、またはタイヤの隙間から入れます
  6. 残りのビードを入れてエアを充填する: 高圧対応のポンプやエアブースターで一気に空気を送り込み、ビードをリムに密着させます
  7. エア漏れを確認する: タイヤ全周をよく振り、シーラントが浸透する音がしたら数分置いて空気圧を確認します
注意:

ビードが上がらない・パチンという音がしない・作業後もエアが抜け続けるといった症状がある場合、無理に高圧をかけ続けるとタイヤやリムの破損、作業中のケガにつながる可能性があります。この手順はあくまで一般的な流れの紹介であり、確実な作業を求める場合や不安がある場合は、自転車店での実施・点検を推奨します。


よくあるトラブルと対処法

作業中に起こりやすいトラブルを表にまとめました。無理な力を加えると破損やケガにつながるため、対処が難しいと感じたら早めに切り上げましょう。

症状想定される原因対処の目安
ビードが上がらないリムとタイヤの寸法差が小さい/空気量不足高圧対応ポンプやエアブースターを使う。それでも上がらない場合は自転車店へ相談する
シューシュー音が止まらないシーラント量不足/リムテープの穴あき追加のシーラントを補充し、タイヤを回して液を行き渡らせる
一晩でエアが大きく抜けるバルブコアの緩み/ビードの密着不良バルブコアを締め直し、改善しなければ再度ビードを上げ直す
装着後に異音・振動があるビードの一部が浮いている走行を控え、自転車店で点検を受ける
ヒント:

初めてのチューブレス化で不安がある場合は、道具一式を持参して自転車店の作業を見学しながら教わる方法もあります。次回以降は自分でも対応しやすくなります。


チューブレス化に向いているタイヤ

チューブレス化を検討するなら、まずはチューブレスレディ対応のタイヤを選ぶ必要があります。用途別に代表的な2本を紹介します。

オンロード中心なら: Panaracer GravelKing 700x30C

パナレーサー(Panaracer) グラベルキング 700×30C チューブレスレディ GRAVELKING 茶 F730-GK-D2

パナレーサー(Panaracer) グラベルキング 700×30C チューブレスレディ GRAVELKING 茶 F730-GK-D2

4.3

オンロード寄りのグラベルキング定番モデル。チューブレスレディでもフロアポンプでビードが上がりやすく、日本製ならではの高い耐久性を備えている。

  • オンロード8:グラベル2という配分で舗装路を主体とした走りに向いている
  • フロアポンプだけでもチューブレスレディのビードが上がりやすい設計
  • しなやかさと耐パンク性のバランスが良いタフテックス構造を採用している
  • 重量320gと軽量でありながら日本製ならではの安心できる仕上がり

Amazon価格

¥5,273

Amazonで購入する

楽天価格

¥6,850

楽天で購入する

通勤・街乗りなど舗装路中心の走行に向くモデルです。参考価格は¥5,273で、レビュー件数は150件。フロアポンプだけでもビードが上がりやすい設計になっており、初めてのチューブレス化にも扱いやすい1本です。

舗装路と砂利道を両方走るなら: Panaracer GravelKing SS 700x35C

パナレーサー(Panaracer) グラベルキングSS 700×35C チューブレスレディ GRAVELKING SS 茶 F735-GKSS-D2

パナレーサー(Panaracer) グラベルキングSS 700×35C チューブレスレディ GRAVELKING SS 茶 F735-GKSS-D2

4.5

セミスリックパターンでオンロードもグラベルも幅広くこなす万能モデル。700×35Cという太さで、走破性と快適性を高い次元でバランス良く両立させている。

  • オンロード5:グラベル5というバランスを重視したパターン設計になっている
  • セミスリックトレッドでサイドのノブが軽いグラベル走行時に適度にグリップ
  • 700×35Cという太さがあり悪路でも安定した走行感を得やすい仕様
  • チューブレスレディ対応でフックレスを含む幅広いリムに使用できる

Amazon価格

¥5,709

Amazonで購入する

楽天価格

¥7,820

楽天で購入する

セミスリックパターンでオンロードもグラベルも幅広くこなすモデルです。参考価格は¥5,709で、レビュー件数は105件。チューブレス化で低圧運用がしやすくなるメリットを、悪路走行でより実感しやすいタイヤ幅です。

自分のバイクにどちらのタイヤ幅が合うかで迷う場合は、32Cと38Cのタイヤ幅の違いを比較した記事で想定路面ごとの選び方を詳しく解説しています。


作業を助ける携帯工具

チューブレス化の作業自体はタイヤレバーとポンプが中心ですが、ホイールの脱着やバルブコアの調整には携帯マルチツールがあると便利です。

TOPEAK(トピーク) Mini 9

TOPEAK(トピーク) Mini 9

4.4

六角レンチ7サイズとトルクス・ドライバーを1本に集約した携帯マルチツール。ネオプレーンケース付きで、ツーリングの必携アイテムとして重宝する。

  • 六角2〜8mmなど合計9つの機能を1本のツールにコンパクトに集約している
  • アルミ合金押出し成形ボディを採用しており軽量かつ壊れにくい仕上がり
  • 付属のネオプレーンケースによりサドルバッグにもすっきり収納しやすい
  • 重量92gと軽量なのでツーリングの常備品として気軽に持ち歩ける

Amazon価格

¥2,078

Amazonで購入する

参考価格は¥2,078で、レビュー件数は2082件。六角レンチ7サイズとトルクス・ドライバーを1本に集約しており、ホイール脱着だけでなくツーリング中の携帯工具としても重宝します。


チューブレス化後の空気圧管理

チューブレス化が完了したら、低圧運用の恩恵を受けるために空気圧の管理も見直しましょう。体重・タイヤ幅・路面ごとの目安は空気圧の目安表をまとめた記事で詳しく紹介しています。タイヤ・リムに刻印された最大/最小空気圧の範囲を必ず優先し、指定範囲外での運用はビード外れやリム破損、落車につながる可能性がある点に注意してください。


チューブレス化のやり方に関するよくある質問

Q. チューブレス化は自分でできますか?

A. 手順自体は自宅でも可能ですが、ビードが上がらない・エア漏れが止まらないなどのトラブルは初心者にはよく起こります。作業に不安がある場合や異音・違和感が残る場合は、自転車店での実施・点検を推奨します。

Q. チューブレス化に必要な道具は何ですか?

A. チューブレスレディタイヤ・チューブレスバルブ・シーラント液・専用リムテープ(未対応リムの場合)・高圧対応のフロアポンプまたはエアブースターが基本セットです。加えて六角レンチなど携帯工具があると作業がスムーズです。

Q. どんなタイヤでもチューブレス化できますか?

A. できません。チューブレス化にはリムとタイヤの両方が「チューブレスレディ」に対応している必要があります。クリンチャー専用リムやチューブ専用タイヤへの無理な適用はビード外れや落車の原因になるため避けてください。

Q. シーラントはどのくらいの頻度で補充が必要ですか?

A. 製品や気温にもよりますが、一般的には2〜3ヶ月に1回程度の補充・交換が目安です。液が乾燥するとパンクシール効果が落ちるため、定期的にバルブコアを外して残量を確認してください。

Q. チューブレス化のメリットは何ですか?

A. 低圧運用がしやすくなり乗り心地とグリップが向上するほか、小さな穴ならシーラントが自動的に塞ぐためパンクのリスクが下がります。リム打ちパンクが起きにくくなる点も大きなメリットです。


チューブレス化は正しい道具と手順を踏めば大きなメリットがある一方、作業に慣れていないとビード上げやエア漏れで手間取ることも珍しくありません。作業に不安がある場合は無理をせず、自転車店での実施・点検を検討してください。

パンク対策の第一歩

チューブレスレディタイヤをAmazon・楽天でチェック

オンロード寄り・バランス型のチューブレスレディタイヤと、作業を助ける携帯マルチツールを紹介しました。

※価格・在庫状況は変動します。購入前にご確認ください。